読書日記

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2008年02月28日

20年前に・・・


読んだ本をBook offの105円コーナーで発見し、すぐに購入しました。この本のお勧め本、何冊か読みましたけど確かに面白かったです。「深夜プラス1」「ナバロンの要塞」「猛き箱舟」et cetera・・・。二十冊以上はお勧め本読んだ記憶があるのですが、中にはイマイチ結末が思い出せない本があります。「メッカを撃て」などはこんな面白い本があるんだ!とまで思った記憶はあるのですが、結末を忘れてます( ̄

2008年03月03日

読書日記


先日紹介させていただきました内藤陳さんの「読まずは二度死ね!」に紹介されていました高千穂遙さんの「美獣(上・下)」・・・私はファンタジー物は苦手なのですが、読み進むうちにどんどん次のアラスジが気になり一気に完読してしまいました。美しき獣=ハリイデールの旅を読んでる間、私も完全にその世界に没頭していました。おもしろかった!

2008年03月04日

開口健


「オールウェイズ」・・・私の一番好きな作家のエッセイ集です。男性には読んでもらいたい一冊です。

2008年03月06日

青春を山に賭けて


昭和59年末2月、北米マッキンリーに登頂後消息を絶った植村直巳氏の本です。冒険家の心のうちが読みとれ、非常に身近な存在として感じさせてくれる一冊です。時には勇気と智恵で、時には神にすがり困難を克服していく。是非読んでいただきたい一冊です。

野火・・・大岡昇平


心に突き刺さる一冊でした。戦争の狂気が感じられます。精神に迫ってくる本でした。平凡な主人公というのがミソです。

2008年03月11日

人生二度なし


森信三先生が若い人ひとりひとりを相手に語りかけるように書いて下さってますので、非常に読みやすいです。難しく感じないようにしてくださってます。『10代の終わりに出会っていればよかった』と本気で思った一冊でした。でもその頃の私は本当にどうしようもない人間だったのできっと誰かに薦められても読んでなかっただろうな・・・。だけどもやはりこの本は10代の終わり頃に、読んでおくべき一冊だと思います!

2008年03月12日

スナップ・ショット


内藤陳さんのお薦め本にあった「クリーシィー」シリーズで有名な作家A.J.クイネルの作品です。この本を読んでイスラエルによるイラクの原子炉攻撃って本当にあったんだと知りました(^-^;)一気に完読できました。

2008年03月13日

椿山課長の七日間


浅田次郎さんの短編集。私は「鉄道屋」で大ファンになったので出発された本はほとんど全て買ってます。この本にも大分泣かされました。登場人物の優しさが心にしみます。

2008年03月15日

闘魂記


闘魂記・・・アントニオ猪木・著 「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかる。」 私はこの本でこの言葉を知りました。もともとは一休和尚の言葉で、新日の道場訓にもなってるそうです。 迷って、悩んで、困ったとき、私の頭にはいつもこの言葉が浮かんできます。 このフレーズが浮かんだ後はもちろん、 「元気ですかー?!」 「元気があ

2008年03月17日

お父さんはうれしい!


あさのあつこさんの「バッテリー1巻」です。中学一年生の娘が読み終わったので私に廻ってきました。最近やっと娘が自主的に本を読むようになり、先々週二人で本屋に行って相談してこの本を買いました。娘と同じ本を読めるようになるなんて彼女も大きくなったんだなと実感しました。とてもうれしく感じます。あとは彼女が6巻までちゃんと読めるかだけです。ちなみに1巻は「おもしろかった」と言ってました。 「よし、お父さん

2008年03月25日

秀吉の枷


本の帯に書かれている「史実の行間をスリリングに読み解く本格的歴史ミステリー」まさにその通りの本です。作家の加藤廣さんって75歳で作家デビューされた方です。すごい!

2008年03月26日

スローカーブを、もう一球


この本はもう何度も読み返してる本です。。八本の短編がまとめられていて、名作、スローカーブをもう一球、江夏の21球も入っていますが、私は「八月のカクテル光線」、が1番好きです。あの星稜対箕島戦(若い人にはわかりませんね)の両選手の心の動き、もちろんあの落球した本人のインタヴューも書かれています。スポーツは勝者と敗者を確実に分ける厳しいものですが、それぞれのその時の心がわかり、その後の心境の変化もわ

2008年03月27日

海馬 脳は疲れない


いくつになっても脳は鍛えられるんだ!と勇気が持てます。ほとんどが脳学者の池谷祐二さんと糸井重里さんの対談形式なのでとても読みやすい本です。糸井重里さんのイラストもいい感じです。海馬って眠らずに情報整理をしてくれてるんですね~。

2008年03月29日

上岡龍太郎のマラソンは・・・


上岡龍太郎のマラソンは愛と勇気と練習量。私はこの本を読んで枚方市民マラソンを完走しました(6時間かかりましたが・・・)

2008年04月01日

バッテリー 2巻


先日、ブログに書かせていただきました娘と読んでる「バッテリー」無事1巻を読み終わったので2巻目を娘に借りました。私は少年漫画によくある熱い熱血青春モノだと思っていたのですが、いや~、そうは問屋が卸しません。この主人公は。2巻が楽しみです。因みに娘はもう4巻目に突入してます。早く読んで娘と感想を語り合わねば。  

2008年04月15日

バッテリー3 巻


娘と一緒に読んでる「バッテリー」・・・私も無事3巻目までたどりつきました。娘は全巻完読した模様です。主人公の巧ですが、なかなか一筋縄ではいかない男の子です。生意気なんてもにじゃありません。・・・でも、共感し、応援している私がいます。最初は「娘が読みたいというからまあー読んでみるか」程度の興味しかなかったのですが、今では結構はまってます。正直おもしろいです。NHKでテレビドラマにもなってるようです

2008年04月18日

決戦前夜


フランスワールドカップへの長い苦難の道程が脳裏に蘇ります。ロペスの帰化、UAEとの引き分け、さらにカザフとの引き分け、加茂監督更迭、岡田監督昇格、ウズベキスタン、さらにUAEとの引き分け、試合後のサポーターの騒々、韓国戦アウェーでの勝利による自力2位の可能性復活、カザフに大勝、対イランアジア第三代表決定戦、岡野の劇的ゴールデンゴール!!この予選は熱かったな〜。この本を読むとその時のシーンが鮮やか

2008年04月30日

消されかけた男


ブライアン・フリーマントルの書いたスパイ小説です。が、スパイ小説と言っても主人公は銃も格闘技も得意ではありません。どちらかといえばうだつのあがらないサラリーマンという感じです。 組織から「捨て駒」として利用され殺されそうになった主人公 チャーリー・マフィン が知恵を駆使し日々しぶとく生き残っていきます。「うだつがあがらないさえない外見」は周りを欺く隠し蓑「信頼できるのは自分だけ」という信念のもと

2008年05月02日

お父さんは悲しい


バッテリー4・5・6巻二日で3巻完読しました。これで娘と読んでるバッテリー、全巻読み終わりました。娘に「お父さんやっと全巻読んだわ。感想は・・」と言おうとしたら「待って、私まだ全部読んでない」というではありませんか。「おまえ全部読んだいうたやないか」と言うと「5巻の途中までいったからほとんど読み終わったかんじやん。まさかお父さんに追い越されるおもわんかった。あたし忙しいから本ばっかり読んでられへ

2008年05月09日

怪しい探検隊


「怪しい探検隊 海で笑う」です。椎名誠さんの怪しい探検隊シリーズの中の1冊です。いつもどおり、楽しい中間達との面白いエピソードが満載です。もちろん自然を大切にしようというメッセージも忘れられてません。中村征夫さんの写真も非常美しく、面白く撮られてます。 仕事ばかりの毎日に疲れたとき、ふと手にすると、そのままページがすすんでいきます。 心を癒してくれる一冊です。    

2008年05月14日

半島を出よ(上)


「半島を出よ」は上・下巻の2巻あり、上巻は北朝鮮が日本でテロ(テロ?侵略?)を計画・実行することをメインに書かれています。登場人物様々な視点で描かれていて、主要人物の背景設定も細かく、とてもリアルです。 第59回毎日出版文化賞と第58野間文芸賞を受賞した作品。まー、そんなことはともかく、とても面白かったです。分厚い本ですが続きが早く読みたくてすごいペースで読みました。    

2008年05月19日

半島を出よ(下)


下巻は北朝鮮のテロリストに対して何の有効な対策が取れない日本政府に代わり、イシハラのところにたむろしていた社会不適合者達が北朝鮮軍に立ち向かいます(ただし、イシハラ達は政府が頼りにならないのなら、自分達で!と思ってる訳ではありません。彼達なりの戦う理由で戦います)。 正直、現実離れしてます。賛否両論あるようですが、私は好きです。 村上龍 恐るべし!と思った作品でした。    

2008年05月22日

深夜プラス1


ギャビン・ライアルの「深夜プラスワン」です。以前紹介しました内藤陳さんも大推薦するこの本(内藤陳さんは新宿ゴールデン街で経営するバーに「深夜プラスワン」という名前をつけるほどの入れ込みよう)、日本では1976年頃(だったような気がします)に初版が発刊されてるのですからもう30年以上前に書かれた本なのですが、これは菊池光さんの名訳のお陰もあると思うのですが、とても面白く、古臭く感じません。 ビジネ

2008年06月03日

探偵!ナイトスクープ


関西の人間なら誰でも知ってる「探偵ナイトスクープ」その番組がどのようにして誕生したのか。どう育っていったか。などが生み出した人物により書かれています。色々な苦労話あり、裏話ありで非常に興味深く読めました。僕の中では永遠に続いて欲しい番組です。

2008年06月20日

ホームレス中学生


大ベストセラー、「ホームレス中学生」です。なんと300万部突破し、田村氏は印税2億円の収入があるとかないとか、田村氏は超高層マンションの37階、家賃37万円の部屋に住んでるとか住んでいないとか・・・。 それはさておき、長女が「読みたい」というので購入し、長女と二人で読みました。娘は中学2年生ですが、2~3日で読み終わったと思います。私も一日で読み終わりました。 良い本ですよ。泣けます。ご近所さん

2008年06月23日

コンチキ号漂流記


ノルウェーの人類学者、トール・ヘイエルダールが1948年(今から60年前)に書いた「コンチキ号探検紀」 これを小中学生向けに簡単な文章にしてくれた本がこれです。 「なんで小中学生向けの本なのかって?」 何軒か本屋を廻ったのですが、これしかなかったのです。そして、息子にも是非読んでもらいたいという思いからこの本を選びました。 「なぜこの本がお薦めかって?」 私の一番好きな作家『開口 健』先生が、大

2008年07月23日

中島らもの・・・


「中島らものつくづく明るい悩み相談室」・・・これが本当に朝日新聞の連載だったとはにわかに信じられません。 おもしろすぎる。 そして、以外とためになります。 なにかで悩んでいるとき、この相談室を読んでいると「ま~ええか」という気持ちになります。  

2008年08月16日

レッドオクトーバーを追え


1984年に発表された(今から24年も前なんですね)トム・クランシーの長編小説。日本では1985年に井坂清さんの訳で刊行されました。 映画化もされてますのでご存知の方はたくさんいらっしゃると思います。だからここに書くのは「今頃何書いてんねん!」と多くの人に突っ込まれるのは百も承知なんですが、とても面白い本でした。  今度映画も見てみよう!

2009年03月12日

暗殺者 ロバート・ラドラム


2002年 マット・ディモン主演で公開された「ボーン・アイデンティティ」の原作です。 ロバート・ラドラムは「ジェーソン・ボーン」三部作を書いていて本書が弟1作目の「暗殺者」の文庫本です。 本も発売当初は大ベストセラーとなったらしく(私は残念ながら全然知りませんでした)、私が本選びの指針としている内藤陳さんも「読まずに死ねるか」内で大絶賛されていました。そうこうしているうちに映画が公開され、ご存知

2009年05月01日

無趣味のすすめ


「無趣味のすすめ」(村上龍著 幻冬舎 1260円(税込み))からの抜粋です。 村上氏は、この不況の時代、裕福な人(本当に働かなくても余裕がある人)や、引退され悠々自適に過ごすことのできる老人以外、つまり「働かなければならない人々」は「趣味が生きがいです」などと言って現を抜かしている場合ではない。と激を飛ばしています。 その激の中の一文に、写真の文言がでてきます。 「本当の達成感や充実感は『仕事』

2009年05月09日

遥かなるセントラルパーク


トム・マクナブ 著 文春文庫 マラソン好き、スポーツ好きはもちろん、スポーツに興味無いない人でも絶対面白い小説です。 様々な人生を抱えてロサンゼルスからニューヨーク、5000kmを三ヶ月かけて走る賞金の出る(予定の、このレースの主催者の山師っぽさがハラハラ感を高めます)ウルトラマラソンレース。 上巻をあっと言う間に読んでしまった僕は今、アマゾンから下巻が届くのを首を長くして待ってる状態です。 だ

2009年05月13日

昨日届きました


[遥かなるセントラルパーク ]  下巻 本当に首を長くして待ってました。 アメリカのプロ長距離ランナー(ただし高齢)「ドク・コール」、スコットランドの失業中の元短距離ランナー「マクファイル」、失業中で、食べるためにストリートファイトも経験したこともあるアメリカ人「モーガン」、イギリス貴族で元オリンピック選手「サーレイ」、極貧の村を救うためやってきたメキシコ青年「マルチネス」、今のところ

2009年05月20日

大満足です。


「遥かなるセントラルパーク」 読み終えました。 いや〜、面白かったです。早く続きが読みたくて、電車に乗るとすぐ本を開きました。 これはオススメの一冊です。

2009年06月01日

神々の山嶺


山岳小説であり、山岳ミステリーであり、冒険小説でもあるような気がします。 と、筆者 夢枕獏氏はあとがきに書かれています。 かなり長い小説ですが、私は完全にのめり込んでしまい。行き帰りの電車内の通勤時間約10日で読み終えました。 いや〜、面白かった。自分も山を羽生や深町(登場人物)と一緒に登ってる気がしましたよ。 ぜひ読んでもらいたい一冊です。

2009年06月04日

のぼうの城


三日で読み終えました。 139回直木賞ノミネート、2008年本屋大賞2位 皆さんが絶賛する理由がよく解りました。 本当に面白い!そして清々しい! 時代小説でしかも戦争物なのにこの読後の爽快感はなんなのでしょう? 登場人物達が皆愛らしいのです(憎まれ役を除いてですけどね) いや〜、いい小説に出会いました。 とても得した気分です。長親、丹波、靭負、和泉、甲斐姫、珠をはじめ領民のたへえ、ちよ、ちどり、

2009年06月15日

雲霧仁左衞門


古本屋さんで発見しました。「久しぶりに池波正太郎を読もう、そういえば雲霧仁左衛門は読んだ覚えなかったな」と思い、すぐ買いました。 昔、完璧に池波物にはまり、「鬼平犯科帖」「仕掛人シリーズ」「剣客商売」はもちろん、料理を中心としたエッセイまでほとんど全て読みました。いや、むさぼり読みました。怖いですよ、池波物は。早く次が読みたくなってしかたなくなるのです。あの魅力はなんなんでしょう? 早速、読み始

2009年06月22日

チェ・ゲバラの遥かな旅


実は学生時代から気にはなっていたんです。この人物のこと。 Tシャツにプリントされた顔をよく見、雑誌記事も読みました。 が、なぜかそれほど深い興味が湧かす、今まで通り一辺の知識しかありませんでした。 しかし、今はそのことを深く後悔しています。 もっと若いときにチェ・ゲバラの事を詳しく知っておくべきだった。 と、この本を読んで後悔しました。 とにかく生き方がカッコいいのです。男として、人間として。

2009年07月04日

チームバチスタの栄光


海堂 尊箸 「チームバチスタの栄光」 遅ればせながら読みました。 「このミステリーがすごい」第4回の大賞作品で映画化もされましたよね。 「今頃読んだの?遅〜」と突っ込まれる方も多いことでしょう。 すみません。基本、古本屋で本を見つけます。しかも文庫本を探すので新書はよほどのことがないと買いません。だって古本でも面白い本一杯あるし、新書大きいから持ち運び面倒くさいし…。 話がそれまし

2009年07月30日


小学校高学年から、中学生くらいまで用の児童向けの本です。 だからといって内容が面白くない、単純である、などと思ったとしたら、それはとんでもない誤解です。 この本の魅力を伝えたくてしかたないのですが、あらすじを書いてしまうと読んでみようという人に失礼なので、表紙の裏と訳者あとがきの文章を抜粋します。 まずは、表紙の裏・・・ 「まずい時にまずいところ」にいたため、代々、イェルナッツ家の人々は辛酸をな

2009年08月12日

SLAM DUNK


何回読んでも泣けます。 もう40歳なのに… …恥ずかしい ええ漫画です。

2009年10月20日

1 Q 8 4


やっと読み終えました「1Q84」 もうとっくにブームは終わってますが(笑) 敢えて、なんの予備知識も頭に入れず読んでみました。そしたら、話についていくのがやっとでした(笑)。 確かに面白いです。 が、子供には読ませられないですね。ちょっと過激な部分があります。 最後まで読んで一番驚いたのは、「この2冊で終わりじゃなさそうだ」ということです(笑)。 続きでたら、買わざるをえません。正直、続きが気に

2009年10月23日

チャーリー・マフィン シリーズ


イギリスの作家 ブライアン・フリーマントルの「チャーリー・マフィン」というスパイが主人公のシリーズです。 フリーマントルはグレアム・グリーンという作家から強い影響を受け、グリーンの小説哲学「性格描写こそが構想である」を座右の銘にしているそうです。 その言葉どおり、このチャーリー・マフィンシリーズの主人公「チャーリー・マフィン」も秀逸なキャラクターです。冴えない風貌で(目立たないようわざとそうして

2009年10月28日

稲盛和夫の哲学


京セラ創業者 稲盛和夫さんの書かれた本です。 心に留めておきたい(留めておかないといけない)言葉がたくさんあります。 いろいろなテーマに「ついて、稲盛さんの考えを書かれておられます。 その中の「第12章 運命と因果応報の法則について」から、「なるほど」と思った一文を(少々長いですが)ご紹介いたします。 ・・・これは私が勝手に考えたことではありません。安岡正篤さんはその著書「運命と立命」の中で、「

2009年11月09日

篠山紀信 シルクロード


日本をスタートして篠山紀信氏が、写真と文章でシルクロードをたどっていきます。 通勤時間に読んでいると、あっという間に時間がたちます。

2009年11月15日

戦場カメラマン


石川文洋氏の写真と文による本で、厚さ4cm、990ページもあります。 この単行本の裏表紙に開口健氏の文章があります。以下のような文章です。 戦争を知りたかったら歩兵に聞け、という言葉がある。将軍の、空軍の、暗殺班の、市民の、母の、無数の戦争があるけれど、歩兵の味わうそれこそは全心身にきざみこまれるものである。 石川文洋君は日本人のカメラ青年としてウ゛ェトナム戦争を報道し、何度となく死地をさまよい

2009年11月27日

ゴーリキ・パーク


アメリカの作家 マーティン・クルーズ・スミス氏の出世作といわれている作品です。 ソ連人民警察捜査官 アルカージ・レンコ を主人公とした本作。なかなか読ませる小説です。面白いです。が、登場人物の名前が非常にややこしいことだけはお伝えしておきます(笑) 日本では未公開ですが、映画化もされてますね。DVDはでているようです。 レンコ主人公で「ゴーリキ・パーク」の跡に、「ポーラ・スター」「レッド・スクエ

2009年12月07日

ダブルプレー


スペンサーシリーズで有名なアメリカの作家ロバート・B・パーカーの小説です。 舞台は人種差別がいまだ厳しいアメリカ。1947年(昭和22年)。 後にメジャーリーグ全球団共通の永久欠番、背番号「42」となる背番号を背負ったジャッキー・ロビンソンと彼のボディーガードとなる心に傷を抱えた白人ジョセフ・バーグの友情と戦いの物語です。 作者自身と思われる「ボビー」のエピソードも織り交ぜられたこの小説、おもし

2009年12月08日

山椒魚戦争


チェコの作家カレル・チャペック(ロボットという言葉を作ったと言われている有名な人ですね)の小説です。 1935年9月23日~1936年1月12日まで新聞に連載されていました。1935年といえば昭和10年。この時代にこんな小説を書いていたなんて本当に驚きです。 知能の高いオオサンショウウオが発見され、家畜化され、世界中に普及し、最後には人類を追い詰めていくというストーリーです。 構成が複雑で、正直

2009年12月15日

四日間の奇跡


2003年1月刊行。第1回「このミステリーがすごい!」大賞の、栄えある第1回金賞受賞作品です。 ま~、今頃読んでるんですけどね(苦笑) 映画化もされてるようです。 私自身の感想は、ミステリーというよりは、心に響く純文学のほうが近い感じです。 いや、ジャンルなど正直、どうでも良いです。 なかなか良い本ですよ。後半、だいぶ泣かされました。 お薦めの一冊です。 文庫本の背表紙の書かれている文章を以下に

2009年12月23日

パーフェクト・プラン


柳原慧氏の書かれた本です。 第2回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。 だから、結構昔の本です(笑) でも、さすが、大賞作。面白いです。 先が読めません。そして、スピード感があるので、ページを繰る手がとまりません。通勤時間を利用して読んだのですが、2日で読みきりました。  

2010年01月25日

古今亭志ん生のびんぼう自慢


1969年(昭和44年)に出版された本です。1964年に出された「びんぼう自慢」に、加筆して再刊された本で小島貞二氏による聞き書きです。 主役の「志ん生」とは「五代目古今亭志ん生」・・・明治後期から昭和初期にかけて活躍した落語家で、20世紀を代表する名人に数えられています。孫に女優の池波志乃がいます。 「高座に座る姿そのものが一枚の絵であり、落語である」とまで言われた志ん生ですが、その人生そのも

2010年02月02日

暗くなるまで待て


「暗くなるまで待って」ではありません。 「暗くなるまで待て」です。 「もし人間が暗闇でも目が見えたら」・・・。単に便利というだけではなく、軍事的価値は計りしれない。闇の中でも兵器の操作が可能になるのだから。国防省の極秘研究は、ついにその夢を実現した。それをさせば闇でも目が見える目薬が開発されたのだ。 問題はそれを誰が試してみるかだった。簡単にはゆかない事情があったのだ。 国防省は平凡なニューヨー

2010年02月03日

美女と野球


「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」の著者であり、イラストレーター、ライター、エッセイスト、小説家、ミュージシャンなど多才な顔を持つリリー・フランキー氏の本です。 「東京タワー」のあの感動を期待してはいけません。 リリー氏は色々な一面をもってらっしゃいますので(笑) 気楽に読める本です。そして・・・かなり下品です(笑) お薦めは・・・・しません(笑)

2010年02月12日

床下仙人


「原 宏一」氏の5つの短編からなる文庫本です。 星新一氏の作風ですね。 通勤時間や、暇つぶしに読むには最適でしょう。 2007年、「啓文堂書店おすすめ文庫大賞」に選ばれベストセラーになっています。 私は、どの短編も好きでしたよ。 作者は、20代前半はミュージシャンとして活躍していたそうで、大貫妙子さんのアルバム「sunshower」の中の「誰のために」という曲では、坂本龍一氏のキーボード、細野晴

2010年02月16日

姑獲鳥の夏


やっと読み終えました「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」 新書版の刊行が1994年、映画化されたのが2005年。 今が2010年なので、もう16年も前の本です。 出版時、かなり話題になってたので「いつか読もう」と思っていたのですが、まさか読むのに16年もかかるとは思いませんでした(笑) たしかに面白かったです。 映画は・・・イマイチの評判です。確かに、この世界観を映像化するのは無理がある気がします。

2010年03月04日

第123回 直木賞受賞作 「GO」


2000年に講談社から発行された金城一紀氏の小説です。 今から10年前の本ですね。すみません。今頃読みました。 素晴らしい本だと思います。 本の帯に、高田文雄氏がこんあ文章を寄せています『中学高校生の夏休みの読書感想文の課題本にしてもらいたいくらい良かった本が「GO」。在日の少年の成長物語で、これまで語りづらかった事がユーモアを交えて真剣に書かれていく。うれしいことに映画化され、今をときめく窪塚

2010年03月05日

どん底


マクシム・ゴーリキーの戯曲「どん底 ロシア語では На дне 」の文庫本です。 古本屋さんで1冊100円で買いました。 この本は1977年3月10日に発行された第40刷版です。初版が1936年2月10日2月10日なんで、41年で40刷もしてるんですね。それだけ多くの人に読まれてるんですね。 言葉遣いが古いんで、ちょっと読みにくいですが、登場人物の「台詞」を読んでいくだけなので、すぐ読み終えます

2010年04月15日

アントニオ猪木自伝


私は「アントニオ猪木」さんが大好きです。 この本も何回も読んでます。 読むといつも勇気をもらいます。ていうか、猪木氏の壮絶な人生を読んでいると自分の悩みなんか、本当にちっぽけなものだと気づかされます(笑) 色々紹介したいエピソードや文章があるのですが、それは皆さん自分で本を手に入れて読んでみてください。生い立ちのこと、ブラジル移住のこと、プロレス入門と力道山のこと、アリ戦のこと、イラクの人質解放

2010年05月27日

葉隠入門


この「葉隠入門」は三島由紀夫が自決する三年前、昭和42年に書かれています。 「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」という強烈な一句を持つこの「葉隠」を三島由紀夫は、この「葉隠入門」のプロローグ「葉隠と私」において「座右の書としてただ一つ残った本」としています。 昔から「葉隠」に興味があり、また、三島由紀夫にも興味があった私は、この本を若いうちから手に入れていました。 …若いうちから

2010年05月28日

プロローグ 「葉隠」とわたし


三島由紀夫氏の「葉隠入門」の最初の文章です。 紹介します。  若い時代の心の伴侶としては、友達と書物がある。しかし、友達は生き身のからだを持っていて、たえず変わっていく。ある一時期の感激も時とともにさめ、また別の友だちと、また別の感激が生まれてくる。書物もある意味ではそのようなものである。少年期の一時期に強烈な印象を受け、影響を受けた本も、何年かあとに読んでみると、感興は色あせ、あたかも死骸のよ

2010年06月17日

1Q84 BOOK 3


BOOK 3 3冊目ですね。昨日読み終わりました。 1.2を読んだのが大分前だったので、恥ずかしながらあらすじ一部忘れてました(笑)。 まだ読んでない人がいるかもしれませんので、あらすじは書きません。が、4冊目(これで完結と言われてます)が早く読みたいと正直思ってます。 不思議な小説ですが、なんだろう、夢中になりますね。 これが「村上ワールド」とよばれるやつなのでしょうか?

2010年08月06日

「葉隠」現代語訳


私は定期的に「葉隠」に目を通すことにしています。 そうしないと、日常に流され、些細な事ばかり気になり、大事なことを忘れてしまうからです。 今日は、最近特にばたばたし、毎日をしのぐのが必死になってきてるので、心を落ち着かせるためにも、ここに「葉隠」の現代語訳を書かせてもらおうと思っています。 もちろん全文は無理です(笑) まずは序章を抜粋して。 笠原伸夫氏  http://ja.wikipedia

2010年08月10日

武士道といふは、死ぬ事と見付けたり


あまりにも有名なフレーズです。が、間違っても「死」をすすめてると理解してはいけません。覚悟の置き方を書いているのです。 (訳) 武士道の本質は、死ぬことだと知った。つまり生死二つのうち、いずれを取るかといえば、早く死ぬほうをえらぶということにすぎない。これといってめんどうなことはないのだ。腹を据えて、よけいなことは考えず、邁進するだけである。 「事を貫徹しないうちに死ねば犬死だ」などというのは、

2010年08月12日

「葉隠」名言抄 


着想と判断力を生み出す法  (訳) 生まれつきのせいで、即座に知恵の出せる人もあれば、あとで枕を叩き割るほどに、考えあぐねた末、思案を示す人もいる。とにかく、その人その人、生まれつきの差違はあるものの、四つの請願(1.武士道においておくれをとらないこと。1.主君のお役に立つべきこと。1.親に孝行いたすこと。1.深い慈悲心をもって、人の為になるべきこと。)にもとづき「私(私心・主観)」を

2010年08月17日

「葉隠」名言抄より


「自分の能力の限界を知ること」 (訳)  われわれは、わずかな知恵しかないのに、その知恵ですべてものごとを判断し処理しようとするから、かえって邪念となり、天の道理に背き、ついに悪事と化すのである。ほかからみていると、そんな知恵は汚くて、よわよわしく、せまいうえに、どうしても動きがにぶいものだ。  自分自身のよりよい知恵が思い浮かばないときは、それらしい知恵者と話し合ってみるのもよいだろ

2010年08月24日

「葉隠」名言抄より


批判の仕方 (訳) 意見してその人の欠点を直す、ということはたいせつなことであり、慈悲心ともいいかえらえる。それは、ご奉公の第一の要件である。  ただ、意見の仕方に骨を折る必要がある。他人のやっていることに対して善悪をさがし出すということはやさしいことで、また、それについて批判することもたやすい。おおかたの人は、人の好かない、言いにくいことを言ってやるのが親切のように思い、それがうけいれられなけ

2010年09月16日

ジョーカー・ゲーム


2008年度「このミステリーがすごい!」で第2位、「週間文春ミステリーベスト10」で第3位、2009年、第30回吉川英治文学新人賞受賞、更に第62回日本推理作家協会賞受賞したという作品です。 たしかに、面白かったです。 あっという間に読み終えました。    

2010年10月05日

北壁の死闘


初版が1987年12月18日、23年前に出版された本です。 私は山に関する本が好きなのと、裏表紙に『J・ヒギンズをして「比類なき傑作」と言わしめた、超一級の山岳冒険小説登場!』という文句が書かれていたので、すぐに購入しました。 おもしろかったです。 映画化しても、きっと面白いとおもいます。 いい意味で最後裏切られますしね。

2010年10月12日

超訳 ニーチェの言葉


1ページに一つ。しかも短い文章しかないので、かなり読みやすいです。 一文紹介します。 『少しの悔いもない生き方を』 今のこの人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわないという生き方をしてみよ。 …とてもよい言葉だと思いませんか? こんな言葉がたくさん詰まっています。

2010年10月22日

批判の仕方(葉隠入門より)


本日は三島由紀夫著「葉隠入門」に収められている「葉隠 名言抄より、笠原伸夫氏訳の「批判の仕方」部分をご紹介します。 (訳) 意見してその人の欠点を直す、ということはたいせつなことであり、慈悲心ともいいかえられる。それは、ご奉公の第一の用件である。 ただ、意見の仕方に骨を折る必要がある。他人のやっていることに対して善悪を探し出すということはやさしいことで、また、それについて批判することもたやすい。

2014年11月22日

物いへば 唇寒し 秋のカ風


ある書物を読んで、松尾芭蕉の座右の銘を知りました。 座右の銘、人の短をいふ事なかれ、己が長をとく事なかれ「物いへば 唇寒し 秋の風」 というものです。 「悪口は言わない」「自慢話はしない」ということでしょう。 簡単なようでこれはとても難しいことです。 毎日、ことあるたびに頭の中でこの言葉を繰り返して、体に叩き込まなきゃいけないなと強く思います。 相手の立場にたって、自分の言葉に責任をもたなくては。

2014年12月06日

If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.


If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive. 私の好きな台詞です。 レイモンド・チャンドラーが生み出した、ハードボイルド小説の主役、私立探偵フィリップ・マーロウ が「プレイバック」で言った台詞です。 「強くなければ生きていけない。やさしくなけれ

2014年12月09日

なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり


上杉鷹山公の名言 です。 「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」 人が何かを為し遂げようという意思を持って行動すれば、何事も達成に向かうのである。 ただ待っていて、何も行動を起こさなければ良い結果には結びつかない。 結果が得られないのは、人が為し遂げる意思を持って行動しないからだ。 単調な毎日の中で忘れがちな目的意識ですが、強い決意を持って臨もうとあらためて思いまし