チェコの作家カレル・チャペック(ロボットという言葉を作ったと言われている有名な人ですね)の小説です。
1935年9月23日~1936年1月12日まで新聞に連載されていました。1935年といえば昭和10年。この時代にこんな小説を書いていたなんて本当に驚きです。
知能の高いオオサンショウウオが発見され、家畜化され、世界中に普及し、最後には人類を追い詰めていくというストーリーです。
構成が複雑で、正直、読みづらいですが、引き込まれる内容です。そして、作者のメッセージが随所に読み取れます。
民族主義、産業優先主義、全体主義への警鐘など・・・
政治色の強い作品なので、ファシストからは、爆弾を送りつけられるほど反発を受け、共産党政権下では、文章の一部が削除されていたそうです。
なかなか、読み応えのある本でした。
帽子もらいました